守備が上手くなるために必要な勉強はコレ
ドーム球場もありますが、野球は屋外で行われることが多いスポーツです。
高校野球の場合は特にそうですよね。
屋外でのスポーツで勝敗を左右するものの一つが気象条件。
雨、風を読んでプレーすることが求められます。
守備の上手い人は、雨や風まで気をつかっているものです。
天気予報だけでは不十分。
刻一刻と変わる気象条件を読む必要があるのです。
甲子園「奇跡のバックホーム」は浜風に乗った
夏の甲子園大会での「奇跡のバックホーム」を知っていますか?
熊本工業vs松山商業戦でライトからのバックホームがストライク返球でタッチアウト。
アメトーークなどでも取り上げられているプレーなので見たことがある人も多いのではないでしょうか。この返球は甲子園特有の浜風に乗せたからこそダイレクトでキャッチャーまで届いたと言われています。
奇跡を生むには気象条件まで頭に入れておかなければならないのです。
気象の変化について地学で勉強する
高校で気象について学ぶのは地学と地理です。
ここで気象条件について基礎的な知識を身につけておきましょう。
実際にプレーするときには、身につけた基礎知識をもとに、「ここの球場はレフトのほうに山があるから…」といった仮説を立てるのです。
試合後半には雨が降り出しそう。風が強くなりそう。
そうした「読み」が野球には必要です。
初めての球場でも、グランドコンディションに影響を与えるものを頭に入れましょう。
センター側に海がある、山がある…。など。
風向きは試合中に変わります。
試合開始前に旗を見ただけではダメ。
季節による違いも意識して風向きを頭に入れておかなければなりません。
そうした地道な積み重ねが守備でのビッグプレーを生むのです。
この地道な積み重ねの基礎となる部分が地学と地理での勉強です。
この勉強が伝説のビックプレーにつながると思って取り組んでみてください。